構造の強みを活かしたツーバイフォー
東京・埼玉・千葉の3エリアで分譲住宅と新築一戸建てを提供しているポラスは、ツーバイフォーに力を入れています。
2インチ×4インチの木材を中心に使用する工法のことで、規格を統一化することであらかじめ工場での加工が可能です。現場では組み立て作業が中心となるのでコストダウンを図ることができ、作業工程が減ることは時間短縮にも繋がります。ポラスではそのツーバイフォー材を中心に、6種類の規格材を使用して住宅を建てていきます。またポラスはただコストダウンを目的としてツーバイフォーを選択するのではなく、構造面でも強みがあると考えています。複数の木材で出来上がるのは複数の線ではなく、面で支える箱型の構造です。もし地震が発生しても、四方と上下を合わせた6面での力の分散が期待できます。そしてそれぞれの空間が密閉されやすいという特徴もあるため、火災が発生した際に空気の供給が困難になることで延焼しにくい側面もあります。接合部などには延焼防止材が使用されることで、その効果を高めます。さらに壁面には、気密性を保ちやすいという強みがあります。断熱材や防水紙など複数の層で構成することで、省エネにも繋がります。そして断熱材として主に使用されるのは、リサイクル素材を多く使用したグラスウールです。間に空気をふんだんに取り入れますが、その空気に流れが出来にくいという性質があります。そのため壁内での温度変化が少なく済むのがメリットです。